絵本『ひでぼー天使の詩』
懸命に生き抜いた英旺君とお母さんとの二人三脚で生まれた一冊の本。印税は恵まれない子どもたちのために基金に寄付されます。 作者は染色体異常の病気のため、体が不自由で耳が聞こえず、 気管切開のため声も出せなくなってしまった重度障害を抱えて 亡くなった“橋本英旺(ひでお)”君のお母さん、“橋本理加”さん。 8才10か月という短い生涯を終えた息子さんの看病を不眠不休で続けている中、 亡くなる直前に「なぜか次々と浮かんできた」という言葉の数々を、 葉祥明の絵に載せて出版されました。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 【書籍名】絵本『ひでぼー天使の詩』 【 絵 】葉 祥明 【 文 】橋本 理加 【価 格】1,300円(税別) 【サイズ】30.3×21.8×8cm 31P 【発 行】明窓出版(2010/12/25) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「葉祥明先生からのメッセージ」 人生では、しばしば人の理解を超えたことが起こります。 とりわけ、愛する者の厳しい生の状態や在り方を目のあたりにして、人は「どうして?」「何故?」「何のために?」と問わずにはいられません。 この不条理な出来事については、この世を越えた次元から見る他ないのです。 恐らく、“ひでぼー”は、人々を魂の奥深くに、そして宇宙の高みに導くために、この世界にやって来たのでしょう。 束の間、地球に降り立った、あの「星の王子さま」のように、“ひでぼー”の肉体に九年間だけ滞在したスピリットは、今もお母さんを通してメッセージを伝え続けているようです。自分自身と人類全体、そして地球の進化成長のために…。